【 FX手数料比較(完全版) 】FX手数料を最安に合理化した口座は?
投資で気をつけなければならないのが、<投資コスト>
近年、特に注目を集めているFX。お小遣い稼ぎや老後の資金のためになど、動機はさまざまですが、ひとつ、忘れてはならないことは、FXは投資の一種と考えられる、ということです。
つまり、株などと同じように、お金を投資して、利益を得るための手段として、FXがあるわけです。
もちろん、人によってはやりがいや楽しみを求めて、FXをされる方もいらっしゃるかも知れませんが、元々が投資なわけですから、利益の追求が、その幹となります。
実際に利益が上がるかどうかは、腕次第、運次第のところがあります。しかし、その一方で、個人の判断や選択によって、利益の減り具合を少なくすることも可能です。
FXで、利益の減り具合を少なくするためのキーワード、それはズバリ、投資コストです。
投資コストとは、その業者を使って投資を行なう際に、必ずかかる経費のことを言います。具体的には、手数料などがそれに当たります。
逆に言えば、儲けが同じ場合には、投資コストの少ない方が、最終的な手取りは多くなります。投資コストとは、それほど重要なのです。
では、まず、FXの投資コストにはどのようなものがあるのか、株等と比較しながら見ていくことといたしましょう。
FXの<投資コスト>を、他と比較すると?
取引コストの代表的なものといえば、やはり、売買手数料です。
売買というだけあって、売るときと買うときの両方、かかります。つまり、売買手数料を見る場合には、かならず2倍して考えてみることが必要です。
では、FXの売買手数料の傾向を、株と比較してみることにいたしましょう。
株の売買手数料は、業者にもよりますが、安くて数百円、といった例が多く見られます。
一方、FXにおいては、業者によっては、無料のところも多々、あります。無料の場合には2倍しようが何倍しようが0円ですから、売買手数料の面から言えば、FXに優位性があると言えそうです。
FXの投資コストとして次に代表的なのが、スプレッドです。
スプレッドは、通貨を売り買いする際の、売値と買値の差額のことです。株にはスプレッドという仕組み自体が存在しませんから、ここでは、FXのスプレッドと、株のレートを比較してみることにします。
株のレートは、基本-1円ですから、売り買いということを考えると、2円ということになります。一方のFXのスプレッドは-1円未満の業者がほとんどです。売り買いということを考えても、2円になることは、まず、ありえません。
通貨ごとにかかる投資コストを比較しても、FXの方が有利であることが、お分かりいただけるかと思います。
このように、FXは実は、投資コストの節約において、大変、有力な商品といえるのです。
<投資コスト>の最適化は、自分のスタイルに合わせて
さて、では、そんなFXで、さらに投資コストを最適化するには、一体、どうしたらいいのでしょうか。
ここでポイントとなるのは、自分のFXのスタイルに合わせて、考えるということです。
たとえば、デイトレード一本で行く場合には、手数料無料のところを探した方が、圧倒的に有利となります(もちろん、選ぶ際には、投資コスト以外にも、取引のしやすさ等を総合的に判断して、決めてください)。
もし、手数料無料の業者同士で迷ったときには、スプレッドなどの他の投資コストも計算に入れてみると、よいでしょう。
FXを行なうのは自分、そして、自分がやっているFXに関してだけ、投資コストはかかってくる。だから、自分のやり方でかかる投資コストはいくらか、という点にだけ注目して、最適化をすればよい、ということなのです。
